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今日は"言語"の特徴から来る違いについてです。
EMCSAはとことんAlphabeticalです。著者もストーリー名もアルファベット順に整然とならんでいます。しかしこれは初心者にとってはとても使いずらい。初めて来た人にとっては、有名な著者も知りませんからアルファベットなんて無意味です。しかも
Love Dollシリーズなどは、シリーズものなのにストーリーの並び順がアルファベット順なのでどれが2番目でどれが3作目の作品なのかわからなかったりします。
途中まで読んで、これは3作目のようだから、2作目を探そうなんてことに・・・。
うう、めんどくさい。
われら日本の代表的なMCサイトであるE=MC2と大人の催眠術はどちらかというとChronologicalです。まだ著者もストーリーもあまり多くないということも理由のひとつでしょうが、日本語はAlphabetみたいな順序を判定しやすい言語では無いということも大きな理由のひとつだと思います。だから自然投稿順になる。
言語に漢字を使用している日本と26文字のアルファベットを使用している米英の違いは大きいと思います。米英は割り切ってアルファベット順にしている。おかげで整然としている。一方日本は整理しようとするとどうしてもいろいろ考えざるをえなく、混沌とした世界になりがち。ちょっとした言語の違いが大きく影響するのですよね。文化そのものにも影響を与えてる。面白いですね。
僕は表世界では、欧米の標準化、規格化の強さにいつも屈してしまう日本に歯がゆさを感じ、もがいている企業人の一人です。その目から見ると、日本が「標準化」「規格化」に弱いのもこういう言語の特徴から来る文化の違いもあるのかもしれないな、などと思ったりもします。
追伸
本記事はちょっとMCから脱線気味でしたね。失礼しました。
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト
- 2008/08/02(土) 19:00:00|
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日本でブラジャーのことをブラと略しますが、EMCSAでもBrasserieという記述は見たことありません。Braと略して書かれています。そのBraのカップサイズは測り方が日米で大きく違いますので"英語のMC小説"を読むのに最低限必要な情報を整理しておきましょう。
日本では、A,B,C,D,E,F,G・・・とサイズが大きくなっていきますが、米国ではA,B,C,D,DD (Double D)、DDD (Triple D)となります。更に調べてみると、そもそも日本のAと米国のAではだいぶサイズが違うようです。
大体の目安ですが以下のような感じです。
カップサイズ
それから米国はメートル法ではなくインチ法ですので簡単な換算表も付けておきましょう。
インチ/メートル換算表
米国 (inch) | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 |
日本 (cm) | 79 | 81 | 84 | 86 | 89 | 91 | 94 | 97 |
EMCSAで「グラマーというほどではないが均整の取れた体型の女性」という設定だと、34Cぐらいなのですが、これって日本的には、86cmのEカップにあたるのでたちまちグラマーなキャラに変身してしまいます。うーむ、それだと物語が成立しなくなってしまう。こんな情報知らない方が良かったかも。
注1:上記のカップサイズ換算表はあくまで目安です。実際はカップの測り方自体まったく違うので本来は比較できない(米国は容量つまり"体積"が尺度、日本はアンダーとトップの差つまり"長さ"が尺度)ようなのです。詳しくは、
WikipediaのBrassiereや、
ブラ その2 リンガ・エスプレッソ何でも係の奮闘記をごらん下さい。
注2:同じ英語圏でもメートル法の英国がどのような単位となっているかは調べていません。ご存知の方いれば教えていただけると助かります。
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト
- 2008/07/01(火) 19:00:00|
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前回のStudyでは、MF,FF,MMやMD,FDなどの基本的なカテゴリを分析しましたが、今回は、それらを彩るトッピングのカテゴリ(サブカテゴリ)をグラフ化してみました。
■サブカテゴリ頻度
ft(フェティッシュ)が一番多いというのは結構驚きではないでしょうか。確かにEMCSAはネチネチとフェチな記述が多いですね(
Downing Streetとか
Vendatrixなど)。特にフェチではない僕もEMCSAを読むようになりフェチも理解できるようになってきた気がします(あんたの個人的な嗜好など誰も聞いとらせんわい!)。
次にin(近親相姦)がこんなにも多いというのも驚きです。近親相姦系はソフトなものはほとんどなくとってもハード、とにかくむちゃくちゃなことやってくれてます。
マインドコントロールのはずですが、gr(身体改造)も多いですね。前に紹介した
Master PCはEMCSAの古典ですが、これは好き勝手身体改造する物語でもありました。結構許容度の大きいサイトですね。
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト
- 2008/06/15(日) 19:00:00|
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今回は基本的なカテゴリの分析です。データは2008年4月22日時点の
Categoryページに記録されている数値を使用しました。
■性行為の対象
まずは、Straight(非同性愛)かHomosexual(女同士、男同士などの同性愛)か。
彼らはM/F(Male Female Sex)、F/F(Female Female Sex)、M/M(Male Male Sex)という略号で分類しています。日本だとHomosexualは専用のサイトが立つことが多いですが、このEMCSAでは全部まとめて面倒見てるようです。
同性愛のシーンが意外に多いことが分かります。日本の官能小説でもレズシーンは結構ありまずが、男同士のシーンが10%以上あるというのは日本とはだいぶ異なる気がします。
ちなみに僕はFFやMMは基本的に読みません(誰も聞いてないですか?そうですか・・・)。
■支配
次は男が支配しているか、女が支配しているかについてです。
MD(Male Dominant、男性優位)とFD(Female Dominant、女性優位)という略称であらわします。当たり前かもしれませんが男性支配が多いですね。しかし想像以上に女性優位のストーリーもあります。
ちなみに僕は女性優位のストーリーはまったく読みません(誰も聞いてないって!)。
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト
- 2008/06/05(木) 19:00:00|
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日本のMCサイトは熟読し、傾向はある程度わかっているつもりですが、外国ではどんな傾向なのか興味がありました。違う文化でどんな趣味趣向性癖?の違いがあるのか、ちょっと知りたいと思いませんか?
幸いなことに、EMCSAは項目別のテキスト数や、テキストに含まれる単語数などの情報が豊富で統計解析しやすいサイトになっています。そこでちょっとした統計解析を行ってみましたので3回に分けてお届けします。
その第一回として基本的な数値を整理してみました。
作家数 | 1540 人 |
全作品数 | 5798 本 |
一人当たりの平均作品数 | 3.8 本 |
僕の読んだ作品は途中でやめたのを入れてもせいぜい200本ぐらいです。いやいやとんでもない作家数、作品数です。
一人当たりの作品数
作品数 | 人数 |
10本以上 | 119 人 |
4本以上 | 303 人 |
3本以上 | 439 人 |
2本以上 | 678 人 |
1本 | 862 人 |
10本以上書いた作家がとても多いですね。熱心な人が多いですねぇ。
どんな作家が多く書いているか見てみると、
作品数トップ10
順位 | 作品 | 作品数 |
1 | Mesmer Eyezed | 155 本 |
2 | Anynom | 122 本 |
3 | URN My Power | 93 本 |
4 | J. Darksong | 75 本 |
5 | Julian Obedient | 72 本 |
6 | Robotunit8 | 69 本 |
7 | EyeofSerpent | 68 本 |
8 | Juni | 56 本 |
9 | Lisa Teez | 55 本 |
10 | Wrestlr | 53 本 |
全然知らない作家ばかりでした。トップの
Mesmer Eyezedさんは155本も書いています。いくつか見てみましたがショートショートばかりで、しかもどれも余り面白そうではない・・・(失礼)。僕の知っている作家でもトップ30に入っているのは、18位の
JRParz(39本)、22位の
Downing Streetが(36本)ぐらいです。多作な作家=面白い作家ではないのは確かなようです。
(2008年4月26日時点でのEMCSA情報で整理しました)
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト
- 2008/05/27(火) 19:00:00|
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